Être au plus proche
Ce n’est pas toucher ; la plus grande proximité est d’assumer le lointain de l’autre.
J. Oury
「最も近くにいるということは、触れることではない。最大の近さとは、他者の遠さを引き受けることである」ジャン・ウリ
レヴィナス、バタイユ、そしてブランショの思想との反響のなかで、ブリコラージュのように紡がれた一節。
お城の病院で、重症患者と生きながら思想することをやめなかった臨床家の言である。
その言葉をはみながら、耽読で迎える夜明け。
古から続くような空の模様が、わたしを幸福にしてくれる。